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海水魚飼育のお話

リンフォシステス

この病気はヒレ等に始め丸く白いゼリーのようなかさぶたのような物が付きほおっておくとだんだん体中に広がり見苦しく、
ヒレ等も溶けるようになる病気で魚自体はエサ食いも良いのですがやはり段段弱っていきます。
スレや水質悪化、ストレスなどによって発病するようです。
私の見解では、特に入荷したてのまだ落ち着かない状態で発病しやすいようです。
一番の予防は何を置いても購入後、魚を落ち着かせ良い水でストレスを無くしてあげる事と思います。
それでも発病してしまった場合。
やはり淡水浴で、方法は以下のように。
まず、バケツか水槽にカルキを抜いて飼育水と同じ温度の真水を用意し、
エルバージュかグリーンFゴールドを色の付く程度少量とかす。
エルバージュをアクアセイフで耳たぶ程度の硬さにといておく。
直接エルバージュを塗る強すぎると考え、アクアセイフで錬る。
アクアセイフは粘度が高く、アクアセイフで練ったエルバージュは魚に付きやすく、
使い勝手が良くなるからです。
魚を入れ、5分~10分、淡水浴をします。(魚の種類や状態により時間が変わります)
その間でエルバージュをアクアセーフで溶いた物を患部に付けながらこそげ落とします。
魚の入った容器の水に同じぐらいの量の海水(飼育水)を入れさらに1分~2分。
魚を取り出し水槽へ
これを治るまで魚の体調次第で毎日続けます。でも淡水浴は魚の体力勝負なので
状態の悪すぎる場合は魚に引導をわたしかねないので
くれぐれもきをつけてください。
必殺技はポークフィッシュ!個体にもよるが、きれいに食べてくれ、自然に治る時が多いです。
又、海藻の水槽に入れると治るとも聞いた事がありますが、環境がよくなるからなのか、海藻を食べる事による薬?的な考えのものかはわかりません。
出来ればトリートメント水槽を用意し直ってからメイン水槽に移した方が良いと思います。
後は、魚が落ち付いてくれば自然と治ると思います。

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